植物 ひっつき虫 植物の構造 育て方

キク科~ビデンス(ウインターコスモス)

ウインターコスモスはコスモスと入れ替わるように現れる冬の庭を明るくしてくれる丈夫な花です。覚えやすくて可愛い、いい名前を付けてもらいましたね。

ビデンスの特徴

ウインターコスモス、別名キクザキセンダングサ(菊咲栴檀草)

キク科センダングサ属、日本に自生するセンダングサも仲間です。別名キクザキセンダングサ(菊咲栴檀草)、コスモスに似ていますがコスモスはコスモス属です。

ビデンス

ビデンスの葉

高さ20~60cm。茎には短毛があり、上部の小葉は荒い鋸歯のある披針形、対生についていますが、下部の葉は羽状複葉で茎を抱いています。

上部は鋸歯のある披針形の小葉、下部は茎を抱く羽状複葉のウインターコスモスの葉

ビデンス

花期は10~12月。総苞片は2列になっていて外総苞片は7~8枚、内総苞片は6~7枚、線形から楕円形です。

ウインターコスモスの代表的な品種、先端が白い黄色いイエローキューピット

分岐した茎の頂部に筒状花と5~8枚の舌状花からなる3~5cmの頭花を付けます。先端が白い黄色いこの花はイエローキューピットという可愛い名前が付いています。ビデンスの代表的な品種です。

ウインターコスモスの花柱は花粉を出し切るとY字型になり更にM字型に

イエローキューピット

花柱は花粉を出し切るとY字型になり更にM字型(ハート型)になります。

ウインターコスモス、花柱はトンボの眼鏡

花柱がトンボの眼鏡?

果実

センダングサ属の特徴は{ひっつき虫}。種類によって刺の本数は違いますが刺でひっつきます。ラテン語の{2}と{歯}から合成されたビデンスの名は種子の2本の刺に由来します。

ビデンスの品種

流通しているビデンスにはフェルリフォリア種とラエビス種があります。

フェルリフォリア種
メキシコ原産で茎が立ち上がるものと這うように茎をのばす種類があります。
花期は夏から秋、暖地では一年中みられます。
5枚の舌状花と筒状花を持つ黄色い花です。

ラエビス種
北米、メキシコ産、花期は秋から冬。
ウインターコスモスと呼ばれているのはこの種です。
・アイボリーホワイトー舌状花が乳白色
・イエローキューピットー先端が白くなる黄色の花
・レモンキューピットーイエローキューピットより薄い黄色い花
・月姫ー黄色にピンクの覆輪

育て方

日当たりの良い水はけのよい所を好みます。耐寒性があり戸外での冬越しは可能ですが、品種によっては暑さには弱く枯れてしまいます。9~10月に20cm程に切り戻します。茎がよく分岐して花数が多くなります。

増やし方

丈夫な植物で地下茎で増えていきます。植え替え、株分け、差し芽、種蒔きは4~5月に。

病害虫

ハダニ、アブラムシが発生します。特に新芽のころは要注意です。

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