ヒペリカムらしい黄色い花は少し小ぶりながら華やかさがあり赤い実が可愛くそれが同時に見られます。
コボウズオトギリの特長
オトギリソウ科オトギリソウ属の中央アジア、地中海沿岸原産の半常緑低木です。和名は小坊主弟切、別名ヒペリカム・アンドロサエマム。
葉
樹高60~100cm。茎は直立し、よく分岐します。葉は対生、無柄で幅5~6cm、長さ8~10cmの楕円形、鈍頭で光沢があります。
花
花期5~7月、茎頂に総状に花序を付けます。萼は6~12mmの卵形で不同長、平開します。花弁5枚、雄しべは5本の束で20~25本が放射状に並びます。葯は白色。花柱は黄色で3mm程で3裂します。
果実
果実は7~12mm、光沢がある長楕円形の蒴果で赤色から黒色に変化します。
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