自然教育園 甲虫目

コガネムシ科~シラホシハナムグリ

シラホシハナムグリ

  • 甲虫目コガネムシ科ハナムグリ亜科
  • 分布 本州、四国、九州
  • 大きさ 17~22mm
  • 出現期 5~10月
  • 幼虫の食べ物 腐葉土、堆肥など腐植質
  • 成虫の食べ物 花の蜜、樹液、果汁
  • 完全変態
  • 越冬 成虫(土中)
シラホシハナムグリ

9月9日・自然教育園

 

鈍い光沢のある暗同色に白い斑紋が入るハナムグリ。頭楯中央部は直線的、小楯板付近は点刻が薄く光沢があります。上翅中央部の斑紋は途切れず大きな斑紋になります。会合部下部先端はわずかに開き、尖っています。脚は黒色、脛部には毛が束状に密生しています。前脚の符節が短い。後翅は黒色です。

シロホシハナムグリ

シロテンハナムグリとシラホシハナムグリの違い

体形 シラホシはずんぐり、 シロテンはやや細長い
体色 シラホシは暗銅色のみ、シロテンは暗銅色、緑色、赤褐色
頭楯中央部 シラホシは直線的、シロテンは凹む
後翅 シラホシは黒色、シロテンは褐色
シラホシはシロテンより脚は短く特に前脚の符節が短い
上翅の先端 シラホシはわずかに開き鋭く突出 シロテンは閉じて尖らない
シラホシは上翅会合部の中央付近の白班が集まってやや大きな白紋、白帯になる
シロテンは全体的に点刻があるが シラホシは上翅小循板付近の点刻が薄い
シロテンの方が普通種で個体数が多い

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