クモヘリカメムシ
- カメムシ目ホソヘリカメムシ科クモヘリカメムシ亜科
- 分布 本州以西
- 大きさ 15~17mm
- 出現期 5~10月
- 食草 成虫、幼虫ともイネ科の植物
- 不完全変態
- 越冬 成虫
頭部は小さく先端は3つに分かれ、外側部分が密着して前方に突き出します。触角は先端が一番長く、1節の先端、2,3節の前半分、第4節の大半が黒褐色、その他は淡黄色です。前胸部は緑色で細長く、側面縁が淡黄色、後縁には不規則な隆起があります。小循板は淡緑色で細長く先端が尖ります。先端の膜質部は淡褐色を帯びて透き通ります。体下面は淡緑色。脚は長く淡褐色で、頸節の先端と符節部は色が濃くなっています。飛翔能力が高く、気配を感じると飛び出してしまいます。稲の害虫として知られています。
複眼は黒色で側面にあり、複眼を挟んで頭部側面から前胸にかけて黒条が入ります。