自然教育園 カメムシ目

ホソヘリカメムシ科~クモヘリカメムシ(蜘蛛縁亀虫)

クモヘリカメムシ

  • カメムシ目ホソヘリカメムシ科クモヘリカメムシ亜科
  • 分布 本州以西
  • 大きさ 15~17mm
  • 出現期 5~10月
  • 食草 成虫、幼虫ともイネ科の植物
  • 不完全変態
  • 越冬 成虫
クモヘリカメムシ

8月22日・自然教育園

 

頭部は小さく先端は3つに分かれ、外側部分が密着して前方に突き出します。触角は先端が一番長く、1節の先端、2,3節の前半分、第4節の大半が黒褐色、その他は淡黄色です。前胸部は緑色で細長く、側面縁が淡黄色、後縁には不規則な隆起があります。小循板は淡緑色で細長く先端が尖ります。先端の膜質部は淡褐色を帯びて透き通ります。体下面は淡緑色。脚は長く淡褐色で、頸節の先端と符節部は色が濃くなっています。飛翔能力が高く、気配を感じると飛び出してしまいます。稲の害虫として知られています。

クモヘリカメムシ

1月10日・自然教育園

 

複眼は黒色で側面にあり、複眼を挟んで頭部側面から前胸にかけて黒条が入ります。

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